シミを薄くする方法1
加齢とともに増えるシミを薄くするにはどうしたらよいのでしょうか?
シミができる原因やシミの種類、美白クリームの選び方の参考にしてみてください。
シミができる原因は紫外線だけじゃない!
シミは何故できてしまうのでしょうか?
【シミができる原因1】紫外線
シミの原因の一つは『紫外線』です。紫外線は、シミだけでなく、シワやたるみといった肌トラブルの原因でもあります。
紫外線を浴びると、肌の一番下にある基底層の「メラノサイト」という色素細胞が、「メラニン」という色素を作りだします。そのメラニンがシミのもと。長時間紫外線に浴びると、メラニンが過剰に生成されて蓄積し、シミとなるのです。
【シミのできる原因2】女性ホルモンの変化
女性ホルモンのバランスが崩れると、一時的に黒色メラニンが過剰に作られると考えられています。そのため、シミが増えることがあります。
女性ホルモンのバランスが崩れやすくなるのは、妊娠中や出産後、更年期や閉経時などです。
【シミができる原因3】活性酸素
活性酸素とは、体内に入った酸素の一部がほかの物質と反応しやすい状態に変化したもののことで、老化の原因とも言われています。この活性酸素がメラノサイトを刺激し、黒色メラニンの生成を促してしまうため、シミができるのです。
あなたのシミはどれ?
シミはいくつかの種類があります。
【シミの種類1】老人性色素斑
「老人性色素斑」とは、加齢とともにできやすく、これまでに浴びた紫外線の蓄積によってできるシミのことを言います。色は茶色~こげ茶色をしており、境界がはっきりしているのが特徴です。
【シミの種類2】炎症後色素沈着
虫刺され、かぶれ、ニキビや傷などによる炎症が起きた後、それらの跡が色素沈着してシミになったのが、「炎症後色素沈着」です。なかでもニキビをつぶした跡はシミになりやすく、紫外線を浴びると色素沈着をおこしやすくなります。
また、炎症後色素沈着は時間が経てば自然に消えることもありますが、消えるまでには半年~数年かかる場合もあるといわれています。
【シミの種類3】肝斑
「肝斑」は、女性ホルモンのバランスの乱れが原因です。もやもやした茶色のシミが、頬骨の高い部分に左右対称に発生します。出産や更年期によってホルモンバランスが崩れがちな、30代後半から50代くらいの女性にできやすく、閉経後には目立ちにくくなるといわれています。春から初夏には色が濃くなり、秋から冬にかけて薄くなる傾向があります。
強すぎるフェイスマッサージや不適切なスキンケアも肝斑を悪化させるといわれています。
【シミの種類4】雀卵斑(そばかす)
小さな斑点状のシミが「雀卵斑」です。これは、顔、背中、胸元、肩、腕などの紫外線にあたりやすい部分に見られます。原因として考えられるのは遺伝的要因です。春から初夏には色が濃くなり、秋から冬にかけて薄くなる傾向があります。老人性色素斑や肝斑と異なり、幼児から思春期にかけて出ることが多いことで区別できます。
【シミの種類5】花弁状色素斑
花弁状または金平糖形のシミが肩から背中などに現れるシミのことを、「花弁状色素斑」といいます。これは強い日焼けを起こしたあとにでき、色白で日焼けすると赤くなるタイプの人に多く見られます。
【シミの種類6】脂漏性角化症
「脂漏性角化症」は良性腫瘍の一つです。もともとあったシミの角層が厚みを増し、茶色く盛り上がることが多く見られます。ほくろのような濃い黒色のもの、色がついてない肌色の盛り上がりだけのもの、老人性色素斑とあまり区別がつかないものなど様々です。このシミは、遺伝的な要因や長期にわたり紫外線ダメージを受け続けたことが原因と考えられています。
シミの種類によっては美白クリームで薄くできる?
シミには美白クリームで薄く出来るシミと出来ないシミに分けられます。シミの種類によって美白クリームで薄く出来るとされる理由をご説明しましょう。
美白クリームで薄く出来る可能性があるシミ
美白クリームの効果が期待できるシミは、老人性色素斑、炎症性色素沈着、肝斑などです。これらのシミの原因は、紫外線やターンオーバーの乱れ、色素沈着、女性ホルモンの乱れなどによるものですので、美白クリームを塗ったり、不要な角質のピーリングをしたりなど、ご自身でできるスキンケアで薄く出来る可能性があります。
美白クリームの選び方ポイント
美白クリームはどのようなものを選べばいいのでしょうか。そのポイントをお教えます。
【美白クリームの選び方1】「美白有効成分」が配合されたものを選ぶ
美白有効成分とは、厚生労働省によって「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」、またはこれに似た効能を示すことが認められた成分のことです。
代表的な美白成分は、シミを薄くする成分と、シミの予防する成分の分けられます。
■シミを薄くする成分
●ビタミンC誘導体
●リノール酸S
●コウジ酸
●エナジーシグナルAMP
●プラセンタエキスなど
■シミを予防する美白成分
●ビタミンC誘導体
●アルブチン
●トラネキサム酸など
より強力な美白成分として『ハイドロキノン』があります。ただし、肌への刺激が強い成分なので、パッチテストをするなどしてから使用するようにしてください。
是非参考にしてみてください(#^^#)
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年5月
- 2024年3月
- 2024年1月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年6月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2017年6月
- 2017年5月
- 2017年4月
- 2017年3月
- 2017年2月
- 2016年11月
- 2016年8月