2016.08.31シミ・しわ , スキンケア

首のしわは枕が原因?首のしわ取り方法でたるみを改善

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年齢を重ねると、たるみやしわができやすくなっていきます。特に、首は加齢とともにしわが出やすいといわれていますが、実は首のしわの原因になるものは年齢だけではありません。
さまざまな原因が考えられますが、その1つが枕です。なぜ、枕で首のしわができやすくなるのでしょうか。また、首のたるみやしわの改善策はあるのでしょうか。

首のしわは枕が原因?

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首は目元の表皮と同じくらい薄く、卵の薄皮程度の厚みしかありません。うなずいたり、振り返ったりとよく動かす伸縮の多い部分でもあるため、たるみやすく形状記憶のしわができやすい部分といえるでしょう。

高さの合わない枕を使用して、あごを引いている姿勢で眠ったり、枕に頭しかのせずに眠るため首が支えられずしわを寄せて眠ったりすることが、首にしわを作る原因になることがあります。
枕を正しく使用できないと寝返りがうちにくくなり、肩こりなどの筋肉の硬直を引き起こします。その結果、リンパの流れが悪くなってむくみ、さらに進行した状態がたるみやしわです。

枕の改善

枕の高さが合わないと、さまざまな原因で首にたるみやしわができやすくなります。では、枕はどの高さが適正なのでしょうか。

枕の適正な高さは、「立っているときの首の角度と仰向けになったときの首の角度が同じ」になる高さです。しかし、この高さを自分で調べるのは難しいため、「枕を使用したときの快適さ」「極端に首が曲がったり反ったりしないこと」「楽に呼吸ができること」に注意をして枕を選び、そのあとに自分に合う高さに微調整していきましょう。

微調整をする場合は、朝起きた際の症状を確認してから調整することをおすすめします。朝起きてはりや肩こりなどを感じる場合は枕が高く、顔がむくんでいたり寝つきが悪かったりする場合は枕が低いかもしれません。枕が高い場合はバスタオルなどを使用して仮の枕を作り、枕が低い場合は使用している枕にタオルを足します。

枕の調整を繰り返して自分に合った適正な高さを見つけ、たるみやしわができにくい枕にしていきましょう。

また、首は自然なカーブを描いているため、このカーブを阻害しない枕であることもたるみやしわができにくい枕選びのポイントの1つです。首全体を均等に支える枕を選びましょう。

オーダーメイドで自分に合った枕を作ってくれる専門店もあります。お店や素材などにもよりますが、既製品の枕に比べると値段は高めです。しかし、楽な姿勢が保てるため快適な睡眠が期待できるでしょう。

首のしわ取り方法

首のしわを取ってたるみを改善するためには、リンパの流れを良くすることが大切です。リンパとは、全身に網目のように張り巡らされている「リンパ管」とその管の中を流れる「リンパ液」、鎖骨やわきの下にある「リンパ節」の総称で、大きく分けて免疫と排泄という2つの役割があります。

首のしわ取りのためには、リンパの流れに沿ったマッサージで筋肉を和らげ、リンパ液をスムーズに流すことが大切です。リンパ液の流れがスムーズになるとむくみが解消され、たるみやしわができにくくなり、新陳代謝が上がり肌質の向上にもつながります。

入浴後の血行が良くなったタイミングで、首から鎖骨に向かってマッサージをしましょう。
首の側面をマッサージする際は両手をクロスさせ、首の左側を右手で、首の右側を左手で行います。円を描くようにマッサージしながら、リンパを下へ送るイメージでゆっくりと動かしてください。
首の正面側をマッサージする際は、あご下あたりから鎖骨まで、指の腹で押すように移動させます。

また、夜寝る際に、枕に頭だけでなく肩を乗せることを意識することも首のしわ取りには有効です。

おわりに

高さが自分に合っていない枕は、たるみやしわの原因になることがあります。せっかく毎日首のケアをしていても、枕のせいで改善効果が思うように得られないこともあるでしょう。
ぜひ、たるみやしわができにくい枕を使用してみてください。毎日使用する枕だからこそ、改めて見直すことをおすすめします。
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