2016.09.23エステ全般 , ボディエステ

シロダーラが有名なドーシャを重視するアーユルヴェーダとは?

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インド・スリランカ発祥の「アーユルヴェーダ」。日本国内でも、アーユルヴェーダのメニューを体感できるリラクゼーションサロンが多くなりました。しかし、アーユルヴェーダとはどんなものなのか、実は知らない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、アーユルヴェーダの中でもよく耳にする施術メニュー「シロダーラ」を中心に、アーユルヴェーダの世界をご紹介します。

約5000年の歴史あり!インドの伝統医学

アーユルヴェーダとは、約5000年前にインドおよびスリランカで生まれた伝統医学で、中国医学、ユナニ医学(アラブ・イスラムの医学)と並ぶ、世界3大医学の1つです。中国の漢方と同じく、WHO(世界保健機関)によって公式に承認されています。
アーユルヴェーダは、サンスクリット語の「Ayuh(生命・寿命)」「Veda(科学・知識)」に由来し、生命を科学する医学として、また、生活健康法として古代より大切に受け継がれてきました。日本では1970年代後半からヨガとともに注目されるようになり、現在では健康やアンチエイジングを目的としたオリエンタルな予防医学として、リラクゼーション業界を中心に広く普及しています。
アーユルヴェーダの治療概念は、体全体にアプローチしながら心身のコンディションを整え、高めていくことです。治療の種類には、食事や薬草療法、オイルなどを利用し瞑想によって精神のコンディションを整える「シロダーラ」や、全身オイルトリートメントで、体の病気につながる老廃物の排出を促す「アヴィヤンガ」などがあります。

心と体のバランスを大切にする「ドーシャ」の概念

アーユルヴェーダの治療概念の根底となるものが、体を構成するエネルギー「ドーシャ」です。
ドーシャは、3種類の生命エネルギーを持つとされており、それぞれのバランスが崩れることを「ドーシャが乱れる」といい、心身に不調が見られたり、病気になったりする原因であると考えられています。

【ドーシャを構成する3つの生命エネルギー】

ヴァータ…運動のエネルギー
ピッタ…熱のエネルギー
カパ…安定性のエネルギー

不調を感じたときは、まず自分のドーシャバランスを知ることが大切です。アーユルヴェーダを行うセラピストは、お客様のドーシャの乱れを視診、触診、問診、聴診で確認し、その方に合った施術を通してドーシャバランスを整え、心身の健康へ導いていきます。

アーユルヴェーダの基本は「シロダーラ」

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ドーシャバランスを整えるための施術の1つに「シロダーラ」があります。
シロダーラのシロは、サンスクリット語の「shiro(頭)」に由来し、アーユルヴェーダの世界では臓器とされる脳に働きかける治療法です。シロダーラは「心の治療」ともいわれており、インドではうつ病や不眠症などのメンタルヘルスの治療として用いられているほど人々に広く知られています。
シロダーラは、ヒンドゥー教におけるチャクラ(体の「気」が集まる場所、反射区ともいいます)の1つとされる額の中心に働きかけます。天然の植物から抽出されたオイルをゆっくりと額の中心に垂らすことで中枢神経をリラックスさせ、瞑想状態をもたらします。
眠っているのにかすかに音が聞こえ、心地良い夢の中にいるような感覚をもたらすシロダーラ。心と体の疲れが解きほぐされていく、不思議な感覚が魅力の伝統医学といえるでしょう。
また、額にゆっくりと垂らされる天然素材のオイルは、スカルプケアの効果があるため、抜け毛や白髪などの症状の改善につながることもうれしい点です。

おわりに

アーユルヴェーダは、ストレスや体の不調に悩む現代人に広く受け入れられている、古代インドから伝わる伝統医学です。心身のバランスを整えることは、美容やアンチエイジングにも通ずるといえるでしょう。心にも体にもうれしいアーユルヴェーダの力を借りて、健やかな美しさを手に入れてください。

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